HDRiな生活

HDR(ハイダイナミックレンジ)写真の連載。ストックフォトでカメラ機材代の捻出を目論む。


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写真の構図と目線の誘導はこれを見ると分かりやすい

ファインダーを覗いたときにジリジリと意識する構図。なかなか決まりが悪くてああでもないこうでもないと試行錯誤して挙動不審になることもしばしばですが、個人的に、構図には二通りの解釈があると思ってます。 ひとつは、写真という閉空間に被写体の明暗・形状・色彩のバランスをうまく取ってあげること・写真内のオブジェクト同士で「キモチいいカップリング」をつくってあげること。この解説はまたおいおい。 もうひとつは、写真内で目線を誘導して隅々まで目を通させるレイアウトを組むこと。いわゆる「魅せる絵づくり」をすること。今回はこれを見てみます。 言葉では分かりにくいので、ひとつサンプルを見てみましょう。拾いモノでアレですが、あまりにすばらしい視線誘導をしているので、例にあげてみます。何も考えなくていいので、しばらく下のサザエさんを見てください(10〜15秒)。 $(function(){ $("img[src='http://hdri.iwalk.jp/images/sazae.jpg']").mouseover(function(){ $(this).attr("src","http://hdri.iwalk.jp/images/sazae_over.jpg") }).mouseout(function(){ $(this).attr("src","http://hdri.iwalk.jp/images/sazae.jpg") }) }) 見ましたか?見終えたら、画像にマウスポインタを当ててみてください。私が思う視線誘導の番号がふってありますので、以下当該番号の解説です。 ①大きな白色体・大きな目をしたタマに目を奪われる。 ②,③余白の関係から視線は左へ。カツオの尻→タラオサザエにドロップキック。 ④,⑤キックの力の流れからイクラの顔、マスオをボコる。 ⑥マスオの右手から黄色いロボット*を経て波平の頭ラインから視線は右上へと。ワカメ、ルッキーニばりの横縞。 ⑦視線は残された下へ。フネのダイイングメッセージ。タラ。 ⑧メッセージのキャラを認識するため再びタラオへ。 ⑨一周した後に視線は残りの最左オブジェクトに。セル化したアナゴさん。 【01/17追加修正】環境によってロールオーバー画像が表示されていないので、その画像を貼っておきます。 私の勝手な解釈なので順番のミスもあると思います。が、少なくとも描いた方は人間の目の動きを考えて、視線が回るように人物などを配置していることは間違いないでしょう。なんという完璧な視線誘導。これ作ったの村上隆さんじゃないかと思ったんですがどうだろう。そんなヒマじゃないか。 優秀な美術作品は、視線が何周もキャンパス内を駆け巡ると言います。HDRは性質上、ディテールを出しやすいのでこういった概念を意識しつつ撮影するのもまた一興かなと、思ったり。どですかでん。 *知る人ぞ知る全自動卵割り機。小憎い演出。

パス立石4丁目

ちょっと前のこち亀に出てた立石4丁目の呑んべ横町。訪れる時間が早過ぎてあまり店開いてなかった。大体20時くらいにオープンする一帯らしいです。

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