HDR(ハイダイナミックレンジ)写真の連載。ストックフォトでカメラ機材代の捻出を目論む。
毎日お世話になっているPhotomatix Proですが、全商品15%引き割引クーポンコード(日本語版の約半額!)を発行していただいたので、皆様に還元します。どうぞお使いください。コードは「ToshiroHDRi」です。 英語版購入に関しての詳細はこちらをどうぞ。 いや俺もう持ってるし!とかの突っ込みはナシで。Jungleから苦情が来そうで怖い。
ええ、昨日Photomatix3.1マイナーアップデートのレビューを書いたばかりなのに、2月4日付けで3.1.3にさらにアップデートしてました。なんという妙間。フランス侮れん。 そして雑感。トーンマッピング作成の際の読み込み(.hdr作成プロセス)が飛躍的にアップしてます。なんぞこれ。インチキなくらい早い。2128 x 1416のjpg x 5の.hdr作成に1秒かかりません。普段なら「作成→ネットサーフィン5秒くらい→photomatixに戻る」てなサイクルだったのに、それすら許さない強烈な早さ。本気だぜ、photomatix。
ええと、日付を見たら去年の10月末ですね、リリースしたの(汗。全く気が付きませんでした。 さてさて、3.1にアップグレード(正規版を持ってる人も無償)しまして、気付いた点を2箇所。精査はしていません。 パラメータ群一覧で見れるようになった(以前はタブ表切り替え) 書き出しが異様に早い 1.パラメータ群が一望できる! 3.0以前は、パラメータの属性を切り替えるたびにタブをクリックして数値をいじっていたのですが、3.1からは切り替えが必要なくなりました。ちょっと視界が戸惑いますが、すぐに慣れるでしょう。ディスプレイが小さいとあまり恩恵に授からないような気がしますが、折りたたむことも出来ます。 2.書き出し速度アップ! 書き出し速度ですが、体感で1.5倍くらいのスピードになりました。ゴリゴリ早いです。こういうのは一番嬉しいなぁ。余計な付加機能を実装することより、こういった地道な努力は男気があって非常に好感が持てます。Adobeもこうあって欲しいものです。 って、コレ、日本語版photomatix3.0買った人はサポートされてるのかしら?ヒトバシラーさん、どこかにおりませんか?
最近固まってきた私のHDRワークフローを紹介します。独断と偏見と小手先テクに満ちていますが、寛容に受け止めてください。銀河の果てまで。 さて、私は普段5枚ブラケットをしていますので、まずphotomatixにてトーンマッピングを行います。この際、2枚出力します。 photomatixフロー 1枚はlight smoothing低めで、コントラストパキパキ、ノイズ気にしないで、物体の質感をオーバー目に仕上げます(1st)。 もう1枚は、light smoothingを高くして(時にhighlight smoothingもかける)、ノイズがほとんどない、若干のっぺりしたものに仕上げます(2nd)。 ※1枚目をShift+Ctrl+Sで保存後、Ctrl+Z→Ctrl+Tの操作だと楽に2枚目に移れます。 photoshopフロー 上記で得た2枚をphotoshopレイヤーに配置します。下層に1st、上層に2nd。 1stの処理をするために、2ndのレイヤーをオフにして作業します。まず1stのレイヤーコピーを作成し、下層にアンシャープマスク(106%・1.8px・0level)上層にガウスぼかし(1.2px)をかけ、上層の透明度を50%まで下げます。 続いて2ndの処理です。レイヤーをオンにして、ガウスぼかし(1.2px)をかけて、レイヤースタイルをオーバーレイに設定、透明度を20%に落とします。 往々にしてHDRは彩度が高すぎてホワイトバランスが狂いまくっているので、最後にレイヤーを統一(Ctrl+E)して、色調補正(Ctrl+U)を行います。(修正のために各レイヤーは残しておくこと!) できましたー。 特にアンシャープマスクとガウスぼかしの値で印象がかなり変化するので、自分好みに調整してみてください。また、俺はこんな処理してるぜ、というのがありましたら、是非伺ってみたいです。 よろしくよしなに。
Photomatixのトーンマッピング処理中に起こるバグについて、ずっと気になっていたのをサポートに問い合わせてみましたので、その結果をお知らせします。 症状 プレビュー画面に表示されている画像よりも、生成された画像が、暗く、コントラストが低くなってしまう。 原因 画像内の小さなノイズが、ディテールエンハンサーアルゴリズムを混乱させ、そのように挙動してしまう。 解決法 トーンマッピング処理を行う前に、使う画像の下処理で可能なだけノイズを取り除く。 プレビュー画面を出来るだけ大きく設定してトーンマッピングする。 Undoして、イメージに近くなるまで繰り返す(WindowsはHDR menu、MacはEdit menuから)。 ブラケット画像の中で、暗すぎるイメージは使用しない。 Strength、Light smoothingパラメータを低くする。 【追記】トーンマッピングする前の画像を小さくする。by shockatzさん おお〜なるほど、と思ってたら、PhotomatixのFAQに載ってました。恥ずかし。。。にも関わらずとても親切に対応していただきました。いい人だよ、Ronさん。 でも、根本的な解決になっていないよね。。。
少し遅い情報ですが、オンラインアルバムサイトのzorgからphotomatix日本語版(ver.3)がダウンロードできるようになりました(無料会員登録必須)。 現地英語版の価格が$99なのに(¥11000相当)、会員になるだけで日本語版が9800円で買えるというのは、思い切りましたzorgさん。終了しました。 コレでphotomatixユーザーの裾野が広がると嬉しいなぁ。今まで英語版で戸惑っていた方、これを機に購入してみてはいかがでしょう。 zorg内photomatixキャンペーンページ終了しました photomatixグループ 各パラメータの感覚的な使い方はこちらが参考になれば幸いです。 新たな鬼才たちが世に放たれてくるのかと思うとドキがムネムネします。さてさて精進精進カチ(あ 追記 Photomatix(英語版のみ)を15%引きの$84で購入できるクーポンコードを発行しました!どうぞご利用ください。
photomatixトライアル版ロゴの消し方その1 下図のように、露出違い画像を通常通りのと、180度回転したモノで行います。 これらをフォトショップまたはレイヤー編集可能なグラフィックソフトで、重ねます。重ねたら、逆さまになっている画像を180度回転させて、ロゴの部分だけを消しゴムで消し除きます(回転させるとロゴの表示位置がズレる事を利用する)。完成。 photomatixトライアル版ロゴの消し方その2 これは荒療治です。photomatixをで画像を処理して、書き出す前に、画面いっぱいにプレビューして、それをデスクトップピクチャで保存してしまう方法。Macだったら「Shift+command+4」→「スペースキー」→「クリック」で取り込めます。難点はtiff出力や、ディスプレイ幅以上に大きなものを保存できない事。 いやでも、ホント後悔しませんから、購入してあげて下さいPhotomatix。15%ディスカウントクーポンもあります。1万円以上の価値はありますから、投資ですよ本当。 写真は京都の岡崎神社。奇麗なところだったので、たくさん撮りました。
今さらですがようやく各パラメータの担いどころが分かってきたので、それの説明補足。 Strength photomatixの全パラメータの適合割合。なるべく不自然に見せたくない人は、この値を小さくすると控えめな写真になる。特にデジタル写真のダイナミックレンジの限界を知る人が見ると、ちょっと焦らす作品になる。何気にコレはキモのような気がしてきた昨今。 Color Saturation photomatixは基本的に色情報を濃くします。特に夜景写真等は少しでもホワイトバランスが狂っていると、真っ青になったりオレンジ一色になったり。極端にカラフルに見せたくない場合はこの数値を下げるとよりナチュラルな写真ができる。 Light Smoothing 光(黒潰れじゃない色情報)をスムーズにするパラメータ。低くするとディテールカラーコントラストが上がり、ありえない質感が可視化される。 photomatixを弄びはじめた初期はコレを低く設定したい衝動に駆られるが、スグに飽きる。後処理で部分的にマスクをかけたりしない絵であれば、 3段階目より上の方にした方が無難。 Luminousity あんまり使いどころの分からない明度パラメータ。このサイトのほとんどの写真は最大値(10)で処理してる。 White Point 白(R:G:B=255:255:255)に近い色からどんどん白にしていくパラメータ。HDR だけど、あえて白飛ばし表現したい時に用いてる。 Black Point 黒(R:G:B=0:0:0)に近い色からどんどん暗くしていくパラメータ。HDR だけど、あえて黒潰れを表現したい時に用いる。 目盛りの見た目は比例式だが、実数値は対数的に目盛りが刻まれているところに作者の気遣いを感じる。バージョン3になってから下の方のコントロールがシビアにコントロールできるようになっている。気がする。WhitePointも同様。 Gamma 各基本色の強さを調整して「白は白で表示する」ように補正をかけること。写真の中の白飛び部分を白として設定すれば問題無し。しかし往々にしてHDR合成は「写真内に白飛びの存在は許せねぇ」輩で弄ばれる事から、HDR作品の個性に繋がるパラメータのひとつとなっている。 Temperature 色温度。安易な方法だが、「自分にはこの色の情景が見えた」と確信するのであれば、冷たくするも熱するも自由。ただ、出来上がった物をズラっと並べたときにこの値が大きく違うと一貫性がなく、美しく見えない。けどまぁ好きずき。 Saturation Highlights,Saturation Shadows ハイライト、シャドウ部分に近いところの彩度をコントロールする。HDRで個性を表すところの要因ではあるけれど、いじりすぎると例によってダイナミックになるが飽きの早い運命に。 Micro Contrast 明暗のコントラストパラメータ。写真をパキっと表現したい時に使用。基本的に上げれば上げる程インパクトの強い写真になるが、飽きの早い出来映えになる諸刃のパラメ。 Micro Smoothing 写真がディテール部分までしっかり写り込んでいて、それを表現したい時にはいじるべきではない値。ただ、HDR合成はゴミやノイズも大幅に増幅させるので、2〜3くらいはたまに使うくらい。逆にわざとのっぺりさせたい時は全開でかける。 Hghlights Smoothing, Shadows Smoothing ハイライト、シャドウ部分付近の階調を緩やかにするためのパラメータ。雲の禍々しさを表現したい時に微調整するくらいしか使用しない。当サイトの写真はほとんど全てゼロ。 Shadows Clipping シャドウに近い色の箇所を完全なシャドウにしてしまうパラメータ。コレもほとんど使わない。 下の図がこの写真のphotomatixパラメータ。いまのところこういう作風に萌え萌え。 Photomatix15%割引クーポン» Photomatix日本語版楽天最安値»
3/27日付でアップデートされてました。以前の2.xバージョンを購入されている方は、無償でダウンロードできます。 まだ精査はしていないけれど、変わったところ。 画面の大きさに合わせて画像を編集できる パラメータ群が独立ウィンドウ表示になった exposure blendingなる機能が追加(未調査 ん、若干重くなってないか? フリートライアル版には相変わらずロゴマークが入る。 でも、これだけ遊べるソフトが$99てお買い得ですよ、奥さん。円高だし。本当、外出は撮影目的になるし、PCに向かう時間が増えて、余計な出費がことごとくなくなる良ソフト。ある意味フォトショよりコストパフォーマンスは高い。 そんなにマニアックな立ち位置のソフトでなくてもいいと思うんだけどな〜。どうねんろ?浸透してるのかしらHDR。 photomatixユーザーさんなどなど KandaNewsNetwork INFOBAR2とiPod touchのコンフリクトな日々 写真日記 SOKOJAlog HDR : ハイダイナミックレンジの光と影 ウェブひよこ 写真は大塚公園の夜桜
折角HDRiとブログ名についているのに、セッティングなどの情報を載せないのはいかがということで、この写真のワークフローをば。 RAWで-4から+1までの露出違いを撮影(絞り8) それぞれをLightroomにてtif現像 計6枚をphotomatixで合成 以下photomatix内でのパラメーター Strength 100 Color Saturation 68 Light Smoothing よっつめ Luminousity +10 White Point 0.25% Black Point 0.01% Gamma 1.34 Temperature -4(赤が強すぎたので冷たくした) Saturation Highlights 0 Saturation Shadows 0 Micro Contrast +2 Micro Smoothing 3 Hghlights Smoothing, Shadows Smoothing, Shadows Clipping 全てゼロ すべての写真が同一のセッティングではないですが、夜景の場合は大体この辺りで値をキめてる気がします。photoshopはほとんど使いません。使う時は、フレア消し、ノイズリダクション、気になる電線消去、など。 夜景での注意点は、ナトリウム光源ランプ(高速道路トンネル内のアレ)が入ると、HDR合成したときにかなり赤に近い橙色になり、あまりおいしい結果が得られません。私は強引にColor Saturationと色温度を下げて対処しています。 夜の公園いとおかしかな Photomatix15%割引クーポン» Photomatix日本語版楽天最安値»
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